そんな人に向けて、Chromebookを使い始めて7ヶ月の私が、Chromebook内Webサービスをソフトっぽく使う方法を説明します。
ChromebookはGoogleChromeをメインに使うパソコンです。
Wordの代わりとなるGoogleドキュメント、Excelの代わりになるGoogleスプレッドシートを使う際にもGoogleChromeが立ち上がります。
そのため「タブで開くのではなく、ソフトっぽく使える方法」を書いていきます。
【設定】ソフトっぽく開くための事前準備
今回は『Googleドキュメント(以下ドキュメント)』を例に、Chromebook内Webサービスをソフトっぽく使う方法を説明します。
まずはソフトっぽく使うための事前準備を行います。
ドキュメントをシェルフに固定している人はシェルフのドキュメントにポインタを、固定していない人はランチャーを開いてドキュメントにポインタを合わせて右クリックをしてください。


Chromebookの『シェルフ』と『ランチャー』って何?という人は、シェルフとランチャーの便利な使い方について解説している記事がありますので、そちらも合わせて読んでみてください。
ドキュメントを右クリックすると、一番上に『新しいウィンドウ』という文字があります。その横に右矢印があるので、そこにポインタを合わせます。そうすると
上記2つを選べるようになっているので、『新しいウィンドウ』を選択します。


これで事前準備は完了です。
Googleドキュメントをソフトっぽく開く方法
これでドキュメントをソフトっぽく開く準備ができました。
ここから新たな設定は必要ありません。
それでは実際に開いてみましょう。

いかがでしょうか?
『新しいウィンドウ』で開くとソフトっぽくないですか?
これであれば、他のタブに気を取られることもないですし、ソフトっぽく使えるので、普段仕事でWordを使っている人は違和感なく使えるはずです。
ちょっとしたことではありますが、開いている他のタブが気になるという人は、『新しいウィンドウ』でドキュメントを開くと作業が捗ります。
保存済みのドキュメントデータをソフトっぽく開く方法
ドキュメントをソフトっぽく使う方法は分かったけれど、すでに保存しているドキュメントデータで同じことができないという人はいませんか?
私もここで悩みました。
ドキュメントを新たに開くときはソフトっぽく使えますが、保存してあるドキュメントデータを開くとタブで開いてしまうのです。
しばらくは諦めて使っていましたが、使い方が分かりましたのでやり方を書いていきます。
手順①ドキュメントを新しく開く
手順②開いたドキュメント右上にある「ファイル選択ツールで開く(フォルダマーク)」をクリック

手順③開きたいドキュメントデータを選択する


上記のやり方で、保存しているドキュメントデータをソフトっぽく開くことができます。
保存してあるドキュメントデータをクリックして開くやり方だと、タブで開いてしまうので、どうしてもソフトっぽく使いたいという人はこのやり方を試してみてください。
少し手間のかかる操作ですが、今のところこのやり方以外に開く方法が分かりません。
もっと楽なやり方が分かったら、この記事に載せます。
(まとめ)Webサービスをソフトっぽく使いたいのなら、『新しいウィンドウ』で開く
いかがでしたでしょうか?
今回はドキュメントを例に説明しましたが、他のWebソフトでも同じ方法でソフトっぽく使うことができます。
Googleスプレッドシートでもできますし、Googleスライドでもできます。
基本的に『新しいウィンドウ』の設定ができないのはAndroidアプリです。
Androidアプリはそもそも一画面で開きますので、『新しいウィンドウ』で開く設定ができるのはGoogleChromeで開くWebサービスのみとなります。
またお気に入りのWebページやWebサービスをシェルフやランチャーに登録しておいて、『新しいウィンドウ』で開くことも可能です。
よく使うWebサービスを『新しいウィンドウ』で使うことで、独立したソフトのように使うこともできます。
ちょっとした小技ですが、集中して作業したいときなどに重宝しますので、良かったら覚えてみてください。