「DELLのChromebookを購入しようか迷っている。DELLはCMでも見かけるし、買っても問題なさそう。でもDELLのChromebookって有名なのかな?買っても大丈夫だろうか?」
このように感じている人もいるでしょう。DELLは世界的にも有名なパソコンメーカーですが、Chromebookの実績はどうなのか気になりますよね。
DELLとはパソコンやサーバー、周辺機器などを製造・販売している企業です。アメリカの多国籍企業であり、世界最大級のテクノロジー企業として知られています。
日本法人が設立され、東京都千代田区に『デル・テクノロジーズ株式会社』があります。
この記事では、Chromebookを扱っているDELLについて紹介します。DELLのChromebookを購入しても問題ないか気にしている人は、ぜひ参考にしてください。
DELLとは
DELLとは、世界的に有名なパソコン&周辺機器メーカーです。多国籍企業であり、世界最大級のテクノロジー企業として知られています。
そんなDELLは日本にも拠点があり、東京都千代田区に『デル・テクノロジーズ株式会社』があります。
DELLの企業情報を以下の表にまとめました。
メーカー名 | DELL |
会社名 | デル・テクノロジーズ株式会社 |
国 | アメリカ |
設立 | 1989.6 |
本社所在地 | 東京都千代田区大手町一丁目2番1号 Otemachi Oneタワー 17階 |
資本金 | 3億円 |
代表取締役名 | 大塚 俊彦 |
公式HP | https://www.dell.com/ja-jp |
DELLの事業ラインナップ
DELLはパソコン製品の開発・製造・販売のほか、さまざまなソリューション・サービスを展開しています。
- ノートパソコン
- デスクトップパソコン
- オールインワンパソコン
- ゲーミング
- ワークステーション
- サーバー
- モニター
- PCアクセサリーと周辺機器
- クラウドソリューション
- エッジソリューション
- 業界ソリューション
- インフラストラクチャソリューション
- 中小企業向けソリューション
- OEMソリューション
- セキュリティソリューション
- 働き方を実現するソリューション
上記は一部で、本記事では紹介しきれないほど事業を展開しています。「DELLがパソコンを出しているのは知っている」という人でも、ここまで事業展開しているのを知らない人もいるでしょう。
DELLは世界的に有名なパソコンメーカーであると同時に、世界規模でビジネスを展開している巨大IT企業です。
DELLのシェア
DELLのパソコンは世界シェア4位を獲得しています。とはいえ2020年第1四半期の市場では23.8%と、3位のHPシェア64.2%から大きく離れています。
その要因は、DELLは法人向けモデルを多く扱っているメーカーだからです。個人向けモデルのパソコンもあります。
しかしソリューションサービスを提供していることから、法人向けにビジネスを展開していることがわかります。法人向けハイエンドモデルが多いのがDELLの特徴です。
会社 | 2021年第1四半期の市場シェア | 2021年第1四半期の市場シェア | 2020年第1四半期の市場シェア | 2020年第1四半期の市場シェア |
Lenovo | 24,044台 | 19.7% | 14,440台 | 66.5% |
Apple | 22,061台 | 18.1% | 13,325台 | 65.6% |
HP | 19,255台 | 15.8% | 11,726台 | 64.2% |
DELL | 13,016台 | 10.7% | 10,511台 | 23.8% |
Samsung | 9,745台 | 8.0% | 5,403台 | 80.4% |
その他 | 122,117台 | 27.8% | 24,345台 | 53.1% |
パソコンのシェアは4位ですが、Chromebookシェアはさらに低く、世界シェア5位となっています。こちらも法人向けモデルを中心に展開していることもあり、Chromebookシェア率が伸びていないのでしょう。
会社 | 2021年第1四半期の市場シェア | 021年第1四半期の市場シェア | 2020年第1四半期の市場シェア | 2020年第1四半期の市場シェア |
HP | 4,364台 | 36.4% | 595台 | 633.7% |
Lenovo | 3,108台 | 25.9% | 760台 | 308.8% |
Acer | 1,428台 | 11.9% | 514台 | 178.1% |
Samsung | 1,200台 | 10.0% | 51台 | 2233.0% |
DELL | 1,005台 | 8.4% | 503台 | 99.9% |
その他 | 11,979台 | 7.3% | 3,198台 | 12.8% |
DELLはパソコン以外におこなっている事業が多いので、パソコンのシェアはそこまで高くないのかもしれませんね。
DELLブランドのパソコン・種類
DELLではさまざまなブランドを展開しています。なかでもDELLが展開しているノートパソコンブランドは、次のとおりです。
ブランド名 | 読み方 | 特長 |
XPS | エックスピーエス | スタイリッシュなデザインと優れた携帯性クリエイター向けのハイパフォーマンスモデル写真・動画や音楽の制作/編集に最適 |
Inspiron | インスパイロン | 日常のパソコン使いに最適学校や個人でも使いやすいスタンダードモデル |
Latitude | ラティチュード | AIを内蔵したインテリジェントビジネス向け2-in-1に対応しており、どこでも仕事場に |
Vostro | ボストロ | スモールビジネス向けに構築されたビジネスノートパソコン最先端のプロセッサーを搭載するなど、ビジネスの生産性向上させる |
Chromebook Enterprise | クロームブック・エンタープライズ | クラウドネイティブな業務環境で場所を問わず作業可能安全で操作しやすいプラットフォームでテレワークに不可欠 |
Dell G | デルジー | ゲームに必要なパフォーマンスを搭載し、PCゲームをカジュアルに楽しむ |
Alienware | エイリアンウェア | 最新のディスプレイと独自の冷却システムで、ハイレベルなゲーミング環境を構築気を散らすものを取り除き、可能性を解き放つことでゲームを再考 |
XPS
XPS(エックスピーエス)とは、クリエイター向けハイパフォーマンスモデルのブランドです。13インチと持ち運びやすいモデルから用意され、標準で高性能装備が搭載されています。
薄型軽量の13インチモデルから用意されており、持ち運びに優れているのが特徴です。クリエイター向けのため、さまざまな場所でクリエイティブワークができるように設計されています。
持ち運びやすさはもちろん、耐久性にも優れています。2-in-1モデルもあり、仕事や日常生活などあらゆる場面で活躍してくれるでしょう。
パソコンを持ち出して、好きな場所でパソコンを楽しめます。
Inspiron
Inspiron (インスパイロン)とは、日常使いしやすいスタンダードモデルともいえるブランドです。ビジネスやプライベートでも使える汎用性の高さから、どのような人にも向いています。
ビデオチャット機能が優れており、明るさが足りない場所でも活用できます。Webカメラに内蔵された時間ノイズ リダクションにより、明るさが足りなくても最適に表示してくれます。
本体カラーも豊富で、シルバーやブラック、ピンク、グリーンなどがあります。自分のスタイルに合ったパソコン選びが可能です。
Latitude
Latitude(ラティチュード)とは、AIを内蔵したインテリジェントビジネス向けのブランドです。のぞき見検出機能や視線追跡機能などが備わっており、どこでも安心して作業できます。
特徴は、法人モデルとしては初めて1kgを切る軽さを実現している点です。日本メーカーでは1kgを切るノートパソコンは発売されていますが、DELLでは初めての実現です。
移動が多く、軽さを重要視するビジネスマンには向いているパソコンでしょう。Latitudeは堅牢性を維持したまま軽量化を実現させています。
Vostro
Vostro(ボストロ)とは、スモールビジネス向けに構築されたブランドです。とにかくシンプルに、余計なものを搭載しないように設計されています。Vostroの特徴は、次の2点です。
- 製品ライフサイクルが早い
- 24時間365日のサポート体制
中小企業や個人事業主は、最新の技術を搭載した製品を求める傾向があります。そのためVostroは、製品ライフサイクルを短くし、同一仕様での製品提供を前提としています。
また中小企業や個人事業主には、IT担当者がいないことがほとんどでしょう。もしトラブルが起きでも、以下の対応で24時間365日体制でサポートしてくれます。
- テクニカル電話サポート
- リモート操作
IT担当者がいない中小企業や個人事業主は、Vostroが向いているでしょう。
Chromebook Enterprise
Chromebook Enterpriseとは、クラウドネイティブに重きを置いたパソコンブランドです。独自のChrome OSを搭載し、シンプルで気軽に使えるのがChromebookの特長です。
2-in-1にも対応しており、場面に応じたさまざまな使い方ができます。また高いセキュリティを発揮し、自身でセキュリティソフトを用意しなくてもよいのもうれしいポイント。
Chromebookにセキュリティソフトが必要ない理由については、【Googleが守ってくれている】Chromebookにセキュリティソフトは必要ない?なぜ必要ないのかを解説で詳しく紹介しています。
Dell G
Dell G(デルジー)とは、PCゲームをカジュアルに楽しむためのパソコンブランドです。ゲームに必要なパフォーマンスを発揮してくれます。
最新のプロセッサーはもちろん、高い冷却システムを搭載しており、スムーズかつ中断のない操作性を実現できます。「PCゲームで遊びたい」と考えたら、エントリーモデルとして選択肢にいれたいブランドです。
Alienware
Alienware(エイリアンウェア)とは、DELLのハイパフォーマンスゲーミングパソコンブランドです。
最新のディスプレイと独自の冷却システムで、ハイレベルなゲーミング環境を構築します。
- 最大360Hzのリフレッシュ レート
- 最新のNVIDIA®グラフィックス
上記により、豊かな色域、超高速処理を実現してくれます。また長時間でも快適にプレイできるようハイパフォーマンスな冷却システムも搭載しています。
長時間プレイしても、パソコンが熱くならない環境を実現しました。本格的なPCゲームを楽しみたい人に向いている本格派ゲーミングパソコンブランドです。
DELLの口コミ・評判
DELLには、どのような口コミ・評判が集まっているのでしょうか? DELLを選ぶ前に、実際の評価を知りたいですよね。
- 良い口コミ・評判
- 悪い口コミ・評判
DELLについて、どちらの口コミ・評判も見ていきましょう。
良い口コミ・評判
地震によるモニター故障を無償で対応してくれるみたいです!大手だとこういった臨機応変な対応をしてくれ安心ですね。
日本円にすると89,000円ほど。CPUはCore-i5、メモリは8GBとビジネスとしても十分なスペックなのに89,000円は高コスパですね!
スムーズにサポート対応してくれるので、万が一の故障が起きても安心です!
DELLはおしゃれなモデルが多いですよね!外でパソコンを使うとき、おしゃれなだけで使うのが楽しくなりそうです!
悪い口コミ・評判
オンライン決済がなにかしらの不具合で止まってしまったのでしょうか?あまり聞かないので珍しいケースだと思いますが、それでも待っている間は不安になりますよね。
これには同意です!私もパソコンを売っていたとき、DELLはおすすめしませんでした(笑)今はひとつの選択肢としてDELLをおすすめしています!
確かになかには調子の悪いパソコンもあります。しかしここまで調子が悪いのは、なにか他の原因が考えられそうですね……
DELLの保証・サポート体制
DELLlのChromebookを選んだとき、保証やサポート体制がどうなっているのか気になるでしょう。
- 保証サービス
- サポート
それぞれの体制がどうなっているのか、見ていきましょう
保証サービス
DELLの保証は1年です。一般的なメーカーと同等の保証が用意されています。修理の場合は引き取りサービスが付いており、2年以上保証を延長した場合は別途有償で延長可能です。
DELLに関してはメーカー特有の保証サービスがないため、一般的な対応しかしてもらえないと考えておきましょう。
サポート
DELLのサポート体制は、DELLl公式サイトからの問い合わせが基本です。おもに4つのお問い合わせサポートがあります。
- 技術的な問題
- 注文に関するヘルプ
- 製品の購入
- 海外旅行
使っている端末を入力してから対応してくれます。もし公式HPでの操作がわからなくて困っている場合は、電話で対応もしてくれます。
- オンラインチャット
- 電話
- メール
- LINEチャット
問い合わせ方法は、上記4つです。使いやすい方法でお問合わせ先一覧(電話・メール・チャット・店頭) | Dell 日本から問い合わせしてください。
DELL Chromebookの選び方
DELL Chromebookは3ステップで選べます。DELL公式サイトから購入する想定で説明します。
- キャンペーン情報確認
- 対象商品からChromebookを探す
- スペックを確認する(CPU、メモリ、SSD)
もしキャンペーン対象商品にChromebookがない場合は、公式サイトのChromebookページから選びましょう。
- Chromebookページにアクセス
- スペックを確認する(CPU、メモリ、SSD)
より詳しくChromebookの選び方については、Chromebookの選び方|あなたに合うタイプとメーカーを紹介で詳しく解説しています。
Chromebookメーカー『DELL』のまとめ
今回はChromebookを扱っているDELLについて紹介しました。
DELLは世界的に有名なパソコン&周辺機器メーカーです。法人向けモデルに注力しているため、個人向けモデルの普及率は低いのです。
しかし法人向けモデルに注力している分、ハイパフォーマンスモデルが多いのが特徴。DELLのChromebookも高性能なので、ハイエンドモデルのChromebookがほしい人はDELLを選択肢にいれてみてください。