そんな疑問をお持ちの人に向けて、Chromebookを使い始めて9ヶ月の私が『Googleドライブ』について説明します。
Chromebookを使う場合、ファイルの保存には『Googleドライブ』を使います。
GoogleドライブとはGoogleが提供しているオンラインストレージサービスのことで、Googleアカウントさえあれば使うことができます。
Chromebookの場合、Googleドライブの開き方は2種類ありますので、開き方も合わせて紹介します。
Chromebookのファイル保存先は『Googleドライブ』

Chromebookでのファイル保存先は『Googleドライブ』です。
WindowsやMacではデスクトップにファイルを保存して置いておけますが、Chromebookでは本体に保存せず、クラウド上のGoogleドライブに保存されます。
インターネットからダウンロードしたファイルは、一応Chromebook本体に保存もできます。
しかしChromebookは『Webを使うことに特化したパソコン』なので、Chromebook本体に保存できる容量が少ないためオススメはできません。
あまり本体に保存しすぎると動作が遅くなってしまう可能性もあるため、それでは動作が軽快というChromebookの良さを潰してしまいます。
ですので、ファイルの保存は基本Googleドライブにしましょう。
Googleドライブとは?
Googleドライブとは、Googleが提供しているオンラインストレージサービスです(オンライン=インターネット上のこと、ストレージ=容量のこと)。
インターネットに接続して使うことが前提で、インターネット上の保存できる場所にファイルを保存することができます。
Googleドライブのメリット

ここではGoogleドライブのメリットについて説明します。
Googleドライブを使う上でのメリットは
- Googleアカウントがあれば誰でも使える
- 同じアカウントであれば他のデバイス(パソコン、スマホ)でも同じファイルを使える
- 他の人と共有することができる
以上となります。
ひとつずつ説明します。
Googleアカウントがあれば誰でも使える
GoogleドライブはGoogleアカウントがあれば誰でも使えます。
WindowsやMacでもGoogleアカウントがあれば使うことができますが、WindowsやMacの場合、まずはGoogleアカウントを取得することから始まります。
Chromebookを使う場合はGoogleアカウントを持っていることが前提ですので、Chromebookを買って初期設定(Googleアカウント情報の入力)をすればすぐに使うことができます。
同じアカウントであれば他のデバイス(パソコン、スマホ)でも同じファイルを使える
パソコンとスマホ(iPhone・Android)で同じGoogleアカウントを使うのなら、デバイスが違っていても同じファイルが入っているGoogleドライブを使うことができます。
この機能を使えば、普段はパソコンで操作しているファイルをスマホ(iPhone・Android)でも閲覧・編集ができます。
スマホでファイルを編集する際、データ形式によっては専用のアプリが必要になりますので、必要に応じてアプリをインストールしてください。
GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートの場合、アプリをインストールしていなくてもスマホで閲覧はできます。
編集をしたいのであれば、Googleドキュメント・Googleスプレッドシートそれぞれのアプリをインストールする必要があります。
この機能をうまく使えば、通勤中・移動中などでも作業ができるので、作業効率が爆上がりです。
他の人と共有することができる
Googleドライブ内に入っているフォルダやファイルを、他の人と共有することができます。
共同作業が必要な場合、共有機能を使うことで『2人以上で同時編集』ができますので、情報共有がスムーズにできます。
WindowsやMacで物理的にファイルを共有する場合
「ネットワークを共有して〜」
「共有で使うサーバーを用意して〜」
など、面倒な上に機材が必要になります。
Googleドライブはクラウド上でやり取りができるので、追加で機材を用意したり、複雑な設定が必要なく他の人と共有することができます。
Googleドライブの開き方

ChromebookでGoogleドライブを開く場合、開き方は2通りあります。
今回は
上記2通りの方法を説明します。
GoogleChrome上で開く方法
GoogleChrome上でGoogleドライブを開く方法は
上記のやり方でGoogleドライブが開きます。
「すぐに開きたい!!」という人はこちらのURLからどうぞ。
下記に画像付きで方法を紹介しますので、そちらも合わせてご覧ください。
①GoogleChromeを開く

②縦に3つの点が3つ並んでいるマーク「︙︙︙(Googleアプリのマーク)」をクリック

③Googleドライブのアイコンをクリック

④Googleドライブが開く

ファイルで開く方法
Chromebookの場合、標準でGoogleドライブと連動している「ファイル」というアプリが入っています。
ファイルを使えば、WindowsやMacのフォルダと同じような感覚で使えます。
細かな設定をするにはGoogleChrome上でGoogleドライブを開いての操作が必要ですが、ファイルの整理をしたり開いたりするくらいの操作であれば問題なく使えます。
なので普段使いはファイルの方がオススメです。
ファイルでGoogleドライブを開く方法は
上記のやり方でGoogleドライブが開けます。
下記に画像付きで方法を紹介しますので、そちらも合わせてご覧ください。
①ファイルを選択

②左の帯にある「Googleドライブ」を選択

※私のChromebook画面をご覧になられて気づいた人もいるかもしれませんが、私はシェルフ(Windowsでいうところのタスクバー)を右に設定しています。
シェルフは、標準では画面下に配置されています。
個人的にシェルフは右か左に配置するのがオススメです!!
なぜオススメなのか気になる人はこちらの記事をご覧ください。
https://perry-blog.com/chromebook-shelf-launcherGoogleドライブの基本的な使い方
Googleドライブの基本的な使い方の基本はWindowsやMacのフォルダと同じです。
普段パソコンを使われている人であれば、なんとなく分かるかと思います。
しかしそうでない人もいますので、Googleドライブの基本的な使い方についてはこちらの記事をご覧ください。
「もっと具体的な便利機能について知りたい!」という人は、Googleドライブの便利機能について書いた記事がありますので、こちらをご覧ください。
Googleドライブの料金

Googleドライブは基本無料で使えますが、無料で使える容量は限られています。
Googleドライブの保存容量は追加することができ、追加するにはGoogleドライブを開いて「保存容量を追加購入」から追加できます。
容量毎の料金は下記のとおりです。
容量 | 料金 |
15GB | ¥250/月額 (¥2,500/年額) |
200GB | ¥380/月額 (¥3,800/年額) |
2TB | ¥1,300/月額 (¥13,000/年額) |
10TB | ¥13,000/月額 |
20TB | ¥26,000/月額 |
30TB | ¥39,000/月額 |
100GB~2TBまでは月額プランと年額プランどちらもあり、年額プランを選ぶと少しお得になります。
10TB~30TBは月額プランのみとなります。
写真や動画などを多く保存するのなら無料の15GBだと足りない人もいるかもしれませんが、特に写真や動画を保存する予定がないのであれば、無料の15GBでも十分だったりします。
私は写真や動画を保存しないので、無料の15GBを使っています。
ただ注意してほしいのが、Googleドライブの保存容量はGmailやGoogleフォトと共有して使っているという点です。
なのでGmailやGoogleフォトを多用する人は、保存容量に注意して不要なファイルを削除したり、容量を追加したりしてください。
【まとめ】Googleドライブは難しくない!!パソコンでもスマホでも同じファイルが使えて便利!!
以上がGoogleドライブの開き方とメリットです。
改めて下記にGoogleドライブを使うメリットを書いておきます。
- Googleアカウントがあれば誰でも使える
- 同じアカウントであれば他のデバイス(パソコン、スマホ)でも同じファイルを使える
- 他の人と共有することができる
クラウドに保存することで、離れた相手とファイルを共有できたり、違うデバイスから同じファイルを使えたりととても便利になります。
Chromebookの他にスマホ(iPhone・Android)と連携させて使うことで、よりクラウドの便利さを実感できるので、ぜひ使ってみてください。