- Chromebookを使い始めて、操作にも慣れてきた
- もっと使いやすいようにカスタマイズできないだろうか?
- よく使うアプリやWebページををすぐに開きたい
- ショートカットを作成できると便利かも
- 自分が使いやすいようにChromebookをカスタマイズしたい
Chromebookに慣れてくると、ちょっとした不便が気になってきますよね。「必ず開くアプリがある」「仕事でよく使うファイルをすぐに開きたい」「画面を広く使いたい」など、使いやすくカスタマイズしたいと考える人もいるでしょう。シェルフとランチャーをカスタマイズすれば、Chromebookは今よりも使いやすくなります。
- シェルフにアプリを追加する
- シェルフの位置を変える
- シェルフを非表示にする
- ファイルのショートカットをシェルフに作成する
- Webページのショートカットを追加する
- アプリを移動させる
- アプリをグループ化する
この記事では、Chromebookのシェルフとランチャーをカスタマイズする方法を紹介します。Chromebookでの作業効率化にはシェルフとランチャーの活用は必須です。使いやすいChromebookにしたい人は、ぜひ最後までお読みください。
ChromebookのシェルフとWindowsで言うところの「タスクバー」
『シェルフ』とはChromebookのホーム画面下に表示されているバーの部分です。Windowsではタスクバーと呼ばれていますが、Chromebookではシェルフと呼びます。
初めてChromebookを起動した場合、Google Chromeとファイルアプリがシェルフに固定されています。アプリ以外に表示されている項目は次のとおりです。
- 時間
- 日付
- 言語
- Wi-Fi
- バッテリー
シェルフにはよく使うアプリやWebページを固定できます。Chromebookの操作において、シェルフは毎回触るほど使用頻度の高い部分です。
Chromebookのシェルフをカスタマイズする5つの方法
Chromebookを使いやすくするには、シェルフをどのように活用するかが重要です。Chromebookのシェルフは5つのカスタマイズができます。
- シェルフにアプリを追加する
- シェルフの位置を変える
- シェルフを非表示にする
- ファイルのショートカットをシェルフに作成する
- Webページのショートカットを追加する
シェルフにアプリを追加する
シェルフに任意のアプリを追加し固定できます。アプリを追加する手順は4ステップです。
- 左下のランチャーボタンをクリック(キーボードの🔎も可)
- シェルフに追加したいアプリにカーソルを合わせる
- 右クリックし「シェルフに固定」を選択
- シェルフに追加される
![①左下のランチャーボタンをクリック](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/f823c3b302e5fb185dc277d4794d30c6-1.jpg)
![②シェルフに追加したいアプリをカーソルを合わせる](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/5545f1abf91f3deeaae908466d0ed8bb.jpg)
![③右クリックし「シェルフに固定」をクリック](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/4fd34c52be7160c88082cc3e5565f736.jpg)
![④シェルフに追加される](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/08b6b5cbbf566d89485ffc5a50a01634.jpg)
シェルフの位置を変える
通常、シェルフは画面の下に表示されます。しかしシェルフの位置を変えることも可能です。シェルフの位置を変える手順は4ステップです。
- ホーム画面のなにもないところで右クリック
- 「シェルフの位置」にカーソルを合わせる
- 「左」「下」「右」のいずれかを選択
- シェルフの位置が変わる
![⑤ホーム画面のなにもないところで右クリック](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/8a06a81edc8368e5360a858c409b95f1.jpg)
![⑥「シェルフの位置」にカーソルを合わせる、「左」「下」「右」のいずれかを選択](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/abb3cc3b99b7ec2efba29c56251cfc33.jpg)
![⑦シェルフの位置が変わる](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/b3797d0d3bafdac46c5532a6513f26be.jpg)
シェルフを非表示にする
アプリやWebページを開いてもシェルフは表示され続けます。もし画面が狭いと感じるなら、シェルフを非表示にして画面を広げましょう。シェルフを非表示にする手順は3ステップです。
- ホーム画面のなにもないところで右クリック
- 「シェルフを自動的に非表示にする」を選択
- なにかウィンドウが開くとシェルフが非表示になる
![⑧ホーム画面のなにもないところで右クリック、「シェルフを自動的に非表示にする」をクリック](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/8a27bd54370f6a4e2498f8ac346fe76b-1.jpg)
![⑩なにかウィンドウが開くとシェルフが非表示になる](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/b34d2a7bf5a67a4d347b70dbc8c82ce2.jpg)
![⑨シェルフを表示した状態](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/b812c901b5f583545b7c60a8bcb9d6f0.jpg)
ファイルのショートカットをシェルフに作成する
アプリやWebページ以外に、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなどを頻繁に使う人もいるでしょう。ファイルのショートカットをシェルフにある「トート」に作成できます。ファイルのショートカットを作成する手順は6ステップです。
- ファイルアプリを開く
- よく使うファイルにカーソルを合わせる
- 右クリックし「シェルフに固定」を選択
- シェルフに「トート」アイコンが表示される
- 「固定したファイル欄」に選択したファイルが表示される
- ファイルをダブルクリックして開く
![⑪ファイルアプリを開く](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/101072f081d6b286cb34cff9aff45aae.jpg)
![⑫よく使うファイルにカーソルを合わせる、右クリックし「シェルフに固定」をクリック](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/fa4fd36af2857c69925d870215a865c1.jpg)
![⑬シェルフに「トート」アイコンが表示される](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/af950575fd1336cc5a977d343b32389b.jpg)
![⑭「固定したファイル欄」に選択したファイルが表示される](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/e93b62b27791af7c91a3d76ca60c3ac4-1.jpg)
![⑮ファイルをダブルクリックして開く](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/656b0c9a13ef54a6f184dee775388a64.jpg)
Webページのショートカットを追加する
よく使うWebページがある場合、シェルフにショートカットとして追加できます。Webページのショートカットを作成する手順は8ステップです。
- 追加したいWebページを開く
- ウィンドウ右上にある「︙」をクリック
- 「その他ツール」にカーソルを合わせる
- 「ショートカットを作成」を選択
- 「ショートカットを作成しますか?」と表示されるので「作成」を選択
- ランチャーのアプリ一覧に作成されたショートカットにカーソルを合わせる
- 右クリックし「シェルフに固定」を選択
- シェルフに追加される
![⑰追加したいWebページを開く、ウィンドウ右上にある「︙」をクリック](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/e7857992ceb17519797c2da6d292406f.jpg)
![⑱「その他ツール」にカーソルを合わせる](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/b74493d2626cfce16ad7098facf9809c.jpg)
![⑲「ショートカットを作成」を選択](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/aee3937a1f3298f14e7a4a84bd77b1ec.jpg)
![⑳「ショートカットを作成しますか?」と表示されるので「作成」を選択](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/eb058e2c165c616c5c0761c8eb837706.jpg)
![㉑ランチャーのアプリ一覧に作成されたショートカットにカーソルを合わせる、右クリックし「シェルフに固定」をクリック](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/2d341d5593537dcb9c3b2798fef6b026.jpg)
![㉒シェルフに追加される](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/20298e48d97a1b5813dcd51dff7907ba.jpg)
ChromebookのランチャーとはWindowsで言うところの「すべてのプログラム」
『ランチャー』とは、インストールされているアプリを一覧で確認できる画面のことです。
Windowsでは「すべてのプログラム」と呼ばれていますが、Chromebookではランチャーと呼びます。ランチャー内でアプリの検索もできます。ランチャーの表示方法は2通りです。
- 左下のランチャーボタンをクリック
- キーボードにある「🔎」を押す
![㉓左下のランチャーボタンをクリック-min](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/5175428e66edae064a75dc326595ce18.jpg)
![㉔キーボードにある「🔎」を押す](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/decb75edb78898b0ef6c3423a9c2af8d.jpg)
シェルフに固定していないアプリやWebページなどは、ランチャーから起動させます。インストールしたアプリやショートカットにしたWebページはランチャーに格納されます。
Chromebookのランチャーをカスタマイズする2つの方法
ランチャーもシェルフ同様にカスタマイズできます。Chromebookのランチャーでは、2つのカスタマイズが可能です。
- アプリを移動させる
- アプリをグループ化する
アプリを移動させる
ランチャー内でアプリを移動させられます。スマートフォンのホーム画面上にあるアプリを移動させるイメージです。アプリを移動させる手順は2ステップです。
- ランチャーを開く
- 移動させたいアプリをドラッグ&ドロップ
![㉚シェルフ シェルフの「トート」 ランチャー](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/3f9db8f95a4a2191e89d7a73cf41243d.jpg)
![㉖移動させたいアプリをドラッグ&ドロップ](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/a0813b40293b8f51f9ff315c93e25fee.jpg)
アプリをグループ化する
インストールしたアプリが増えてくると管理が大変になってくるでしょう。ランチャーでは用途や系統別でアプリやWebページをグループ化してまとめられます。アプリをグループ化する手順は4ステップです。
- ランチャーを開く
- まとめたいアプリをドラッグ&ドロップで他のアプリに重ねる
- グループ化される
- グループに名前をつける
作成されたグループに名称はありません。グループ化したら任意の名称に変更しましょう。
![㉗ランチャーを開く](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/da4f2a23f9f6228146e1b28a7da975e1.jpg)
![㉘まとめたいアプリをドラッグ&ドロップで他のアプリに重ねる、グループ化される](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/15f9961aed7f7ddf652a173b7e0541d9.jpg)
![㉙グループに名前をつける](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/c6b54f1e59cabc29910bf8415c144c6b.jpg)
Chromebookのホーム画面に追加はできない
![](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2020/01/businessman_04.png)
WindowsやMacのように、Chromebookのホーム画面にもアプリやファイルを置きたいんだけど。
アプリやWebページをホーム画面に置いたほうが便利だと考える人もいるでしょう。しかしChromebookではホーム画面にアプリを追加できません。アプリやWebページを追加できる場所は3つのみです。
- シェルフ
- シェルフの「トート」
- ランチャー
Chromebookのホーム画面は常になにも置いていない状態です。アプリやファイルが追加できない代わりに、お気に入りの画像を壁紙にして楽しみましょう。
Chromebookはシェルフをカスタマイズして生産性アップ
今回はChromebookのシェルフとランチャーをカスタマイズする方法を紹介しました。
シェルフやランチャーをカスタマイズすれば、今よりもChromebookが使いやすくなります。シェルフとランチャーでカスタマイズできることは次のとおりです。
- シェルフにアプリを追加する
- シェルフの位置を変える
- シェルフを非表示にする
- ファイルのショートカットをシェルフに作成する
- Webページのショートカットを追加する
- アプリを移動させる
- アプリをグループ化する
私がChromebookのシェルフに固定しているアプリやWebページは11個です。よろしければ参考にしてください。
- Google Chrome
- ファイル
- Gmail
- Trello
- Googleカレンダー
- You Tube
- Chatwork
- Slack
- Discord
- Chromebook Journal(当ブログ)
「Chromebookをさらに便利に使いたい!」という人はGoogle Chromeに拡張機能を追加しましょう。拡張機能とは、インターネットブラウザであるGoogle Chromeに機能を追加してくれるプログラムファイルのことです。
拡張機能をまだ使っていない人は、Chromebookユーザーにおすすめの拡張機能を紹介している記事がおすすめです。実際に使って便利だと思った拡張機能を厳選して紹介しています。どのような拡張機能か画像付きで説明していますので、Chromebookをより便利にしたい人はぜひ参考にしてください。
![](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2020/04/d3c467703aeb4b2c478f28efd852a642.jpg)
![](https://perry-blog.com/wp-content/uploads/2020/04/d3c467703aeb4b2c478f28efd852a642.jpg)