「クラウドゲーミングって何?文字からなんとなくイメージはできるけど、結局どんなサービスなの?たくさんサービスがあるようだけど、結局どれを選べばいいのかわからない」と情報量の多さに困っている人もいるでしょう。
クラウドゲーミングを利用すれば、高性能なパソコンで遊ぶようなゲームがChromebookでも遊べます。
ゲームを実機ではなくクラウド上で処理してくれるため、高性能なパソコンなどは必要ありません。
実際に私は低スペックで知られるChromebookでクラウドゲーミングサービスを利用しています。
通信環境によってラグは発生することもありますが、ほぼ問題ありません。
この記事ではクラウドゲーミングとは何かから、Chromebookでも遊べる有名なクラウドゲーミングサービスも3社紹介します。
ゲーミングPCで遊ぶようなゲームをChromebookでプレイしたい人は、ぜひお読みください。
▶この記事で紹介するクラウドゲーミングサービス一覧
サービス名 | 運営会社 | サービス開始日 | 日本サービス開始日 | プレイ環境 | タイトル数 | 料金(税込) | 公式HP |
Stadia | 2019年11月19日(日本を含まない世界14カ国) | 未定 | Chromeブラウザ(PC、スマホ、タブレット)、safari、GoogleChromecast | 30以上 | Stadia Pro:$99.9/月 | https://stadia.google.com/ | |
Xbox Game Pass | Microsoft | 2020年4月14日 | 提供済み | Xbox、PC、Android、iOS、 Microsoft Edge & Google Chrome | 100以上 | ULTIMATE:1,100円850円/月PC:850円850円/月CONSOLE:850円/月 | https://www.xbox.com/ja-JP/xbox-game-pass |
GeForce NOW Powered by SoftBank | SoftBank × NVIDIA | 2020年6月10日 | 提供済み | Mac、Windows、ChromeOS、Android、safari | 人気無料タイトル:90以上対応タイトル:1,100以上 | 1,980円/月 | https://cloudgaming.mb.softbank.jp/ |
クラウドゲーミングとはクラウドゲーミングPCのレンタルに近いサービス
クラウドゲーミングとは「ゲーミングPCのレンタル」のようなサービスです。
一般的にゲームをプレイするときは、プレイしているゲーム端末が処理を行ないます。
しかしクラウドゲーミングは、クラウド上でゲームを処理してくれます。
専用のゲーム端末は必要ありません。
クラウド上で処理されたゲーム画面を、プレイしている端末に表示させているだけです。
イメージとしてはNetflixのようなサブスクリプションサービスが近いでしょう。
Netflixはクラウド上にある映画などのコンテンツをダウンロードしながら再生します。
クラウドゲーミングも同様で、クラウド上でゲームを処理し、その映像を端末に表示させます。
クラウドゲーミングを利用すれば、高性能なゲーム端末は必要ありません。
クラウドゲーミングの意味|オンラインゲーミングとの違い
クラウドゲーミングと似た意味で、オンラインゲーミングがあります。
同じ意味かと思われがちですが、厳密には違います。
大きな違いは「どこでゲームが処理されるか」です。
クラウドゲーミングは、クラウド上でゲームを処理します。
一方オンラインゲーミングは、ゲームプレイしている端末で処理を行ないます。
オンラインゲーミングとはオンラインゲームのこと。
わかりやすく言うと「同じゲームを共有して、協力プレイしたり、対決したりできる」のがオンラインゲーミングです。
クラウドゲーミングはスマホでも利用できる
クラウドゲーミングはパソコンで遊ぶものだと思われるでしょう。
しかしクラウドゲーミングは、スマホでも遊べます。
クラウドゲーミングは、ゲームをプレイする端末を選ばないからです。
サービスによってはスマホアプリが用意されています。
とはいえ「アプリがないサービスなら意味がない」と思う人もいるでしょう。
スマホアプリがなくとも、ブラウザで利用できるクラウドゲーミングサービスもあります。
たとえばインターネットブラウザのChromeに対応していれば、スマホのChrome経由でプレイできます。
このようにクラウドゲーミングは、端末を選ばずにゲームを遊べるサービスです。
クラウドゲームは通信速度の影響を受けやすい
クラウドゲームは便利に思えるでしょう。
しかしクラウドゲームは通信速度の影響を受けやすい弱点があります。
理由は、すべてをインターネット経由で行なうためです。
クラウド上で処理されたゲーム画面が、手元の端末で表示されるのがクラウドゲーミングです。
そのため通信速度が遅いと処理されたゲーム画面がリアルタイム表示されない「遅延」が起こります。
遅延が頻発するようでは、快適なゲームプレイはできないでしょう。
クラウドゲームは通信速度の影響を受けやすいため、なるべく早い通信速度を出せる回線をおすすめします。
Chromebookで遊べる有名クラウドゲーミングサービス3社を紹介
ここからはChromebookで遊べる有名なクラウドゲーミングサービスに絞って紹介します。
サービス名 | 運営会社 | サービス開始日 | 日本サービス開始日 | プレイ環境 | タイトル数 | 料金(税込) | 公式HP |
Stadia | 2019年11月19日(日本を含まない世界14カ国) | 未定 | Chromeブラウザ(PC、スマホ、タブレット)、safari、GoogleChromecast | 30以上 | Stadia Pro:$99.9/月 | https://stadia.google.com/ | |
Xbox Game Pass | Microsoft | 2020年4月14日 | 提供済み | Xbox、PC、Android、iOS、 Microsoft Edge & Google Chrome | 100以上 | ULTIMATE:1,100円850円/月PC:850円850円/月CONSOLE:850円/月 | https://www.xbox.com/ja-JP/xbox-game-pass |
GeForce NOW Powered by SoftBank | SoftBank × NVIDIA | 2020年6月10日 | 提供済み | Mac、Windows、ChromeOS、Android、safari | 人気無料タイトル:90以上対応タイトル:1,100以上 | 1,980円/月 | https://cloudgaming.mb.softbank.jp/ |
Google「stadia」
サービス名 | Stadia |
運営会社 | |
サービス開始日 | 2019年11月19日 (日本を含まない世界14カ国) |
日本サービス開始日 | 未定 |
プレイ環境 | Chromeブラウザ(PC、スマホ、タブレット)、safari、GoogleChromecast |
タイトル数 | 30以上 |
料金(税込) | Stadia Pro:$99.9/月 |
公式HP | https://stadia.google.com/ |
stadiaはGoogleが運営しているクラウドゲーミングサービスです。
どちらもGoogleが開発・運営しているため、Chromebookと一番相性がよいのはstadiaでしょう。
ChromebookはインターネットブラウザであるChromeを使うことを前提にしたパソコンです。
stadiaはChromeから接続するクラウドゲーミングサービスのため、親和性が高いと言えます。
しかし、残念ながらStadiaは日本でサービス提供していません。
今は利用が難しいので、日本でのサービス提供を待ちましょう。
Microsoft「Xbox Game Pass」
サービス名 | Xbox Game Pass |
運営会社 | Microsoft |
サービス開始日 | 2020年4月14日 |
日本サービス開始日 | 提供済み |
プレイ環境 | Xbox、PC、Android、iOS、 Microsoft Edge & Google Chrome |
タイトル数 | 100以上 |
料金(税込) | ULTIMATE:1,100円850円/月PC:850円850円/月CONSOLE:850円/月 |
公式HP | https://www.xbox.com/ja-JP/xbox-game-pass |
Xbox Game PassはMicrosoftが運営しているクラウドゲーミングサービスです。
しかしChromebookとは相性がよくないでしょう。
その理由は、端末だとXboxとPCしか対応していないためです。
対応ブラウザを確認すると、Microsoft EdgeとGoogle Chromeが対応しています。
しかしChromeOSに対応しているとは公表されていないため、Chrome経由でもChromebookではXbox Game Passを利用できない可能性があります。
現時点では、Chromebookで遊べないと思っておいたほうがよいでしょう。
SoftBank×NVIDIA「GeForce NOW Powered by SoftBank」
サービス名 | GeForce NOW Powered by SoftBank |
運営会社 | SoftBank × NVIDIA |
サービス開始日 | 2020年6月10日 |
日本サービス開始日 | 提供済み |
プレイ環境 | Mac、Windows、ChromeOS、Android、safari |
タイトル数 | 人気無料タイトル:90以上対応タイトル:1,100以上 |
料金(税込) | 1,980円/月 |
公式HP | https://cloudgaming.mb.softbank.jp/ |
GeForceNOWはNVIDIAとSoftBankが協業して運営しているクラウドゲーミングサービスです。
2020年6月10日に日本でサービス提供されました。
GeForceNOWはChromebookとの相性のよいクラウドゲーミングサービスです。
2021年6月24日にはChromebookに正式対応したと発表されています(Chromebook 対応のお知らせ|ニュース|GeForce NOW Powered by SoftBank)。
実際に私の持っているChromebookで試したところ、問題なくプレイできました。
Chromebookでクラウドゲーミングを利用するのなら、日本ではGeForceNOWが現実的です。
今遊ぶなら「GeForce NOW Powered by SoftBank」がおすすめ
クラウドゲーミングに興味が沸き、今すぐ遊んでみたい人もいるでしょう。
しかし有名なサービスだけでも3社あり、どれを選べばいいのか悩むところです。
Chromebookを使ってクラウドゲーミングで遊ぶのなら、正解はGeForceNOWです。
今回紹介したクラウドゲーミングサービスの中で、GeForceNOWだけがChromebookを公式サポートしているためです。
また、GeForceNOWはSoftbankが運営しているのでサポート体制に安心感があります。
GeForceNOWを利用すれば、パソコンに詳しくなくてもゲーミングPCで遊ぶようなゲームが遊べます。
パソコンのスペックを確認しながら選ばなくてもよくなるのです。
GeForceNOWについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
GeForceNOWとは
GeFoerceNOWとは、NVIDIAとSoftBankが協業して運営しているクラウドゲーミングサービスです。
手元にゲーミングデバイスがなくとも、高性能PCが必要なゲームがプレイできます。
GeFoerceNOWを利用すれば、ゲーミングPCで遊ぶようなゲームもChromebookでプレイできます。
ゲーミングPCにこだわっていないのなら、オンラインゲームくらいならGeFoerceNOWで十分です。
GeForceNOWにはフリープランがある
GeFoerceNOWには2つのプランが用意されています。
プラン | 月額料金(税込) | 混雑時のアクセス | 連続プレイ可能時間 | RTX ON |
フリープラン | 0円 | 通常接続 | 1時間 | – |
有料プラン | 1,980円 | 有線接続 | 6時間 | 対応 |
フリープランなら、無料で試せます。
もし合わないと感じたら、有料プランにしなければ料金は発生しません。
フリープランの登録は5分で終わります。
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今回はクラウドゲーミングとは何か、Chromebookでも遊べる有名なクラウドゲーミングサービス3社を説明しました。
クラウドゲーミングとはクラウド上でゲームを処理し、その映像を端末に表示させるサービスです。
もう少し噛み砕くと「ゲーミングPCのレンタル」のようなサービスと言えます。
クラウドゲーミングサービスはたくさんありますが、有名なサービスは次の3つです。
- Google「stadia」
- Microsoft「Xbox Game Pass」
- SoftBank×NVIDIA「GeForce NOW Powered by SoftBank」
中でもChromebookで遊ぶことを考えるなら、GeFoerceNOW一択です。
フリープランがありますので、クラウドゲーミングを体験したいなら申し込まない理由がありませんね。
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