「Chromebookでオンラインゲームはできないのだろうか?GeForceNOWならChromebookでもゲームができるらしい」とChromebookでオンラインゲームができるのか気になっている人もいるでしょう。
GeForceNOWを利用すれば、Chromebookでもオンラインゲームが遊べます。
オンラインゲームといえばPS5やSwitch、ゲーミングPCなどでプレイするのが一般的でした。
しかしGeForceNOWはクラウドゲーミングサービスのため、パソコン本体の性能は関係ありません。
この記事では、Chromebookでもオンラインゲームが遊べるGeForceNOWを紹介します。
申し込み・設定方法やおすすめな人も解説しますので、この記事を読めば、自分がGeForceNOWを利用すべきかどうかもわかります。
GeForceNOWとはこんなサービス|メリット・デメリットも紹介
GeForceNOWとは、インターネット上にゲーム動作環境を構築し、手元にゲーミングデバイスがなくとも遊べるクラウドゲーミングサービスです。
もう少し噛み砕くと「ゲーミングPCのレンタルサービス」のようなイメージ。
通常、ゲームプレイの処理はプレイしているゲーム端末が行ないます。
Switchなら「ゲームの処理はSwitch本体がしている」ということ。
しかしGeForceNOWはゲーム機本体をインターネット上に置き、ゲームプレイの処理もインターネット上で行なってくれます。
つまりインターネットを通してゲーム機本体を操作し、ゲーム画面だけが自分の端末にリアルタイムで表示されます。
メリット
クラウドゲーミングサービスであるGeForceNOWを利用するメリットは、おもに6つあります。
- ゲームタイトルが豊富(1,100タイトル以上対応)
- どこでもプレイできる
- 無料でも利用できる
- ゲーミングPC用の綺麗なグラフィックのゲームが遊べる
- ゲーミングPCを買わなくていい
- Steam、Epic Gamesストアなどで買ったゲームのセーブデータが使える
特に「ゲーミングPCを買わなくていい」のが大きなメリットです。
ゲーミングPCで遊ぶようなゲームがしたくとも、ゲーミングPCが高額で買えない人もいるでしょう。
しかしGeForceNOWを利用すれば、ゲーミングPCで遊ぶようなゲームもChromebookでプレイできます。
デメリット
GeForceNOWを利用するメリットがある一方、デメリットもあります。
- 通信回線が遅いと快適に遊べない
- 有料プランが比較的高い
- 一部Chromebookでプレイできないゲームもある
- GeForceNOWに対応していないゲームも多い
- フリープランだと1時間しか連続でプレイできない
- Steam、Epic Gamesなどのアカウントが必要
GeForceNOWはインターネット上に置いてあるゲーム機でプレイするようなサービスです。
そのため快適に遊べるかどうかは、通信回線の速度に依存します。
またゲーミングPCを買わなくてもいい反面、有料プランが比較的高めな金額に設定されています。
フリープランもありますが1時間しか連続で遊べないため、じっくりゲームをプレイするには向いていません。
そんなメリット・デメリットのあるGeForceNOWについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
GeForceNOWの概要
ここからはGeForceNOWの概要について紹介します。
- GeForceNOWにはフリープラン・有料プランがある
- GeForceNOWの対応ゲーム|有名タイトル
- GeForceNOWには無料ゲームの用意もある
- Chromebookに対応済み
GeForceNOWにはフリープラン・有料プランがある
GeForceNOWには2つのプランがあります。
それぞれのプランを比較してみましょう。
プラン | 月額料金(税込) | 混雑時のアクセス | 連続プレイ可能時間 | RTX ON |
フリープラン | 0円 | 通常接続 | 1時間 | – |
有料プラン | 1,980円 | 有線接続 | 6時間 | 対応 |
RTXとは「リアルタイムレイトレーシング」機能の略です。
わかりやすく言うと、光の屈折や反射を再現できるので、より現実に近い表現ができます。
GeForceNOWの対応ゲーム|有名タイトル
GeForceNOWではたくさんのゲームがプレイできます。
すべてを紹介するのは難しいため、GeForceNOWに対応している有名なゲームタイトルを紹介します。
有名なゲームタイトルだと、以下のようなゲームがプレイ可能です。
- APEX
- フォートナイト
- Destiny2
- リーグオブレジェンド
- DOTA2
動きの激しいFPS系ゲームもGeForceNOWは対応しています。
GeForceNOWには無料ゲームの用意もある
「GeForceNOWはインターネット上に置くゲーム機本体ということは、ソフトは別途買わなければいけないの?」と思われた人もいるでしょう。
そのとおりで、ゲームソフトは別で買わなければいけません。
しかし買わなくとも、無料でプレイできるゲームもあります。
先ほど挙げた有名ゲームタイトルは基本プレイ無料です。
- APEX
- フォートナイト
- Destiny2
- リーグオブレジェンド
- DOTA2
ゲーム内で一部有料アイテムはありますが、基本プレイ無料のゲームならGeForceNOWの利用料金だけで遊べます。
Chromebookに対応済み
これまでGeForceNOWはChromebookに対応していませんでした。
しかし2021年6月24日に正式にChromebook対応が発表されています(Chromebook 対応のお知らせ|ニュース|GeForce NOW Powered by SoftBank)。
実際に私のChromebookで試したところ、問題なくGeForceNOWで遊べました。
GeForceNOWの申し込み・設定方法
GeForceNOWに興味をもった人は、すぐにでも申し込みと設定をしたいでしょう。
そんな人向けにGeForceNOWの申し込み・設定方法を画像付き5ステップで紹介します。
メールアドレス入力と注意事項に同意したら「確認」をクリック
本登録の案内メールが届く
本登録情報をすべて入力
ユーザ登録内容の確認画面
GeForceNOWアプリダウンロード画面
下にスクロールすると「Chromeで起動する」があるのでクリック
GeForceNOWにログイン完了
\ 無料で申し込む /
ゲームをプレイする際には、さらに設定が必要です。
設定方法については、現在執筆中のためもうしばらくお待ちください。
GeForceNOWの注意点
GeForceNOWがあれば、ゲーミングPCを買わずともオンラインゲームが遊べます。
一方、GeForceNOWを利用するうえで注意点もあります。
- GeForceNOWの利用には時間制限がある
- ゲームの遊び放題サービスではない
- GeForceNOWでAPEX・フォートナイトはできない可能性あり
- Chromebookが認識しないコントローラーは使えない
ひとつずつ解説しますので、GeForceNOWが気になっている人は目を通してください。
GeForceNOWの利用には時間制限がある
フリープランでも有料プランでも、GeForceNOWは連続プレイ可能時間があります。
フリープラン | 1時間 |
有料プラン | 6時間 |
6時間もあれば十分遊べそうです。
しかし「1日中ゲームで遊ぶ」と決めた日だと、6時間では足りませんよね。
私もゲーマーなのでわかります。
据え置き型ゲームやゲーミングPCのように、起動している間は連続で遊び続けられるわけではないと覚えておきましょう。
とはいえゲームのやりすぎは体に良くないため、最長でも6時間で強制的に休憩できると考えればメリットです。
ゲームの遊び放題サービスではない
勘違いされやすいのが「GeForceNOWはゲーム遊び放題サービス」ということ。
しかしGeForceNOWは「ゲーミングPCのレンタルサービス」のようなもので、ゲームソフトは別途買わなければいけません。
たとえばPS4やSwitchは、ゲーム機本体を買ってもソフトは別で買います。
GeForceNOWも考え方は同じで、違うのはゲーム機本体を一括で買うか、月額で借りるかだけです。
GeForceNOWに申し込んだからといって、ゲームが遊び放題になるわけではありません。
GeForceNOWでAPEX・フォートナイトはできない可能性あり
APEX・フォートナイトはGeForceNOWに対応していますが、通信回線によってはプレイは難しい可能性があります。
その理由は、GeForceNOWは通信回線に依存しすぎるためです。
FPS系シューティングゲームは対人戦であるため、すばやい操作が求められます。
しかしGeForceNOWはインターネットを通してゲーム機を操作しているため、通信回線の速度が遅いと、操作の反映が追いつきません。
実際にフォートナイトをプレイしてみましたが、ゲーム開始前のロビーでは動きに遅延が見られました。
おそらくアクセスが一気に集まったためだと予想しています。
その後は問題なくプレイできましたが、もし遅延が続いていたとしたら、まともなゲームプレイはできなかったでしょう。
一方で、League of LegendsのようなMOBAと呼ばれるゲームでは遅延が見られませんでした。
おそらく処理する情報量やアクセス数が関係しているのかと。
通信回線によってはAPEX・フォートナイトは快適にプレイできないため、注意が必要です。
Chromebookが認識しないコントローラーは使えない
GeForceNOWをChromebookで利用する場合、ゲームによってはコントローラーがほしいでしょう。
基本的にはコントローラーも使えます。
しかしChromebookが認識しないコントローラーもあるため、注意が必要です。
私がもっているPS4用コントローラーを試したら、無事に認識しました。
Xbox用コントローラーも認識するようですが、安価なコントローラーは一部認識しないという情報も。
Chromebookは機種によって、外部デバイスを認識する・しないが分かれます。
そのためコントローラーが認識されるか、事前確認をおすすめします。
GeForceNOWをChromebookで遊ぶか迷っている人へ
ここまで記事を読んでも、GeForceNOWをChromebookで遊ぶか迷っている人もいるでしょう。
そんなあなたのために、おすすめな人・おすすめできない人を紹介します。
おすすめな人
GeForceNOWをChromebookで遊ぶのにおすすめな人は、以下のような人です。
- ゲーミングPCを買えない人
- ゲーミングPCを買いたくない人
ゲーミングPCが買えるのなら、わざわざGeForceNOWを利用する必要はありません。
しかしゲーミングPCは高額のため、買うには躊躇してしまうでしょう。
その点、Chromebookは安価で手に入るパソコンです。
ゲーミングPCを買わなくても、GeForceNOWなら同じゲーム環境が手に入ります。
ゲーミングPCが高額だから買えない・買いたくない人には、GeForceNOWがおすすめです。
おすすめできない人
GeForceNOWをChromebookで遊ぶのにおすすめできない人は、以下のような人です。
- 毎月1,980円かかるのが嫌な人
- ゲーム遊び放題じゃないと嫌な人
GeForceNOWは月額料金のかかるサブスクリプションサービスです。
そのため毎月料金がかかることに、抵抗がある人もいるでしょう。
もし抵抗があるのならPS5やSwitchを買うことをおすすめします。
とはいえPS5もSwitchも、オンラインで遊ぶのなら別料金がかかります。
サービス名 | 月額料金(税込) | その他のプラン(税込) |
PlayStation Plus | 850円 | 3ヶ月:2,150円12ヶ月:5,143円 |
Nintendo Switch Online | 306円 | 3ヶ月:815円12ヶ月:2,400円 |
ゲーム機本体を買ってもオンラインで遊ぶのに結局料金がかかるのなら、GeForceNOWを利用しても同じです。
むしろゲーム機本体を買わなくてもいい分、お得です。
いずれにしても毎月料金がかかるため、どこにお金をかけるか考えてみましょう。
Chromebookで遊べるクラウドゲーミングの将来性は高い
「GeForceNOWはよさそうだけど、PS5やSwitchのようなゲーム機本体を買ったほうがなんとなくいいのでは?」と思われた人もいるでしょう。
たしかにその意見にも賛成ですが、私はクラウドゲーミングの利用をおすすめします。
なぜなら、クラウドゲーミングの将来性は高いと考えているためです。
クラウドゲーミング市場は伸びていくと予想しています。
これまでは端末に依存していましたが、インターネットの発達でゲームですら端末に依存しない技術が生まれました。
実際ゲーム以外でもクラウドサービスが充実して、パソコンの性能が低くても利用できるサービスが充実しています。
これからは端末に依存しない世界がやってくるでしょう。
MicrosoftやGoogleもクラウドゲーミングサービスに力を入れていますしね。
時代を先取りしたい人は、今のうちにクラウドゲーミングサービスの利用をおすすめします。
まずはGeForceNOWのフリープランから始めてみましょう。
\ 無料で申し込む /
ChromebookでもGeForceNOWならゲーミングPCでやるようなゲームが遊べる
Chromebookでもオンラインゲームが遊べるGeForceNOWを説明しました。
GeForceNOWはゲーミングPCを買わなくても、ゲーミングPCと同様のゲームが遊べるサービスです。
たしかに毎月料金のかかるサービスなので、抵抗のある人もいるでしょう。
しかしゲーミングPCは高額で、気軽には買えないお値段です。
PS5やSwitchを買ってもいいですが、オンラインで遊ぶには毎月料金がかかります。
GeForceNOWなら安価なChromebookでもゲーミングPCと同じ環境で遊べます。
フリープランの用意もありますから、まずは申し込みだけしてみませんか?
登録だけなら無料でできますよ。
\ 無料で申し込む /